Q1 Fullonを創業した理由は?
やりたい事をやれる会社が作りたかったというのが大きいです。ただ単に自由にやれるといういう意味ではフリーランスという手もあったのですが、自分はスーパーマンでは無いので自分でできる事に限界がある。仲間と共に色々なアイディアを形にできるプラットホームとしてFullonという会社を創業しました。
Q2 前職ではどんな事をやってましたか?
前職では大規模基盤システムのアプリケーションフレームワークチームのリーダーをしていました。大人数での開発を効率よく、またルールに従って開発を行う為の標準化を主に担当していました。
Q3 前職での経験が活きていると感じることは?
いかに標準化を行い開発を容易にするかという事を突き詰めて行いましたので、現在の社内開発を進める上でもそれは活きていると感じます。
Q4 Fullonで特にやりがいのあった仕事は?
Fullonを立ち上げた直後に大規模EC(食材通販業)立ち上げを技術コンサルという形でお手伝いさせていただきました。
これまで行ってきた標準化等の考え方を適用しつつ問題解決にあたった非常にスリリングで楽しいお仕事でした。
家電ベンチャー企業様の直販ECサイトを立ち上げた時は、始めてのレベニュー案件で開発を担当しつつ、どうやれば売上を上げれることができるのか徹底的にお客様とディスカッションし、システム開発以外の部分でも積極的に意見交換したのが印象深いです。お客様との信頼関係があってこそのプロジェクトでした。
Q5 エンジニアとして大切にしている事は?
1%でも良いからお客様の期待を上回る事。あいつらに任せて良かった!と思われる仕事をしたいと思っています。
Q6 マネージャーとして大切にしている事は?
仕事の段取り。段取り8割。お客様やメンバー含めて仕事を進めやすいように段取りを行うのがマネージャーの責務だと思っています。
Q7 経営者として大切にしている事は?
すこしだけ背伸びをすること。今ある実現している事だけで満足するのでは無く、少し背伸びをする事でさらなる成長ができると思っています。
Q8 これからのIT業界には何が求められますか?
弊社はIT企業ですが、ITに精通している事は当然ですが、+α他のIT企業と違う部分も大事にしていきたいと思っています。
Q9 今後、Fullonで実現したい夢は何ですか?
社員が笑って働ける環境を作りあげるのが夢です。どんなに辛い仕事だって、その中から笑いがうまれるようなそんな会社にしたい。
ただ漫然と働くのでは無く、どんな仕事だって楽しく働ければ素晴らしい事だと思っています。
Q10 Offの日は何をしてますか?
昨年から始めたフライフィッシング。月に数度は管理釣り場に行っています。
季節や天気によって使うフライを変えますので、事前にフライをタイイングして準備をします。試行錯誤しながら準備をし当日魚が釣れた時の爽快感は堪りません。
実は仕事の段取りに少しだけ似ている気がしています。
中井 茂樹(なかい しげき)
代表取締役副社長CTO
1978年、北海道生まれ。1997年に北海道札幌丘珠高校を卒業後、ソフトハウスを経て、2001年にITベンチャーへ入社、執行役員技術部長に昇進する。2008年にFullon株式会社を設立、代表取締役副社長CTOに就任。「丸の内」起業塾第7期卒業生。